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企ふるトレンド スポーツでつなぐ美浜の未来。運動公園を核としたまちづくり〜愛知県美浜町〜

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スポーツでつなぐ美浜の未来。運動公園を核としたまちづくり〜愛知県美浜町〜

愛知県 美浜町

公開日 : 2026年2月20日 生涯活躍のまち、 観光・交流、 スタジアム・アリーナ

取材者 宮森祐巳子 / 言の葉・ライター

美浜町運動公園陸上競技場のトラックは、全天候型フルウレタン舗装されている

【画像】美浜町運動公園陸上競技場のトラックは、全天候型フルウレタン舗装されている

愛知県知多半島に位置する美浜町では、現在「運動公園を核としたスポーツまちづくりプロジェクト」が着実に進められています。本プロジェクトは施設整備にとどまらず、スポーツを通じて地域の健康・福祉・教育・経済を活性化させることを目指す取り組みです。今回は、本プロジェクトを推進する美浜町生涯学習課運動公園係係長の前田健二さんにお話を伺い、プロジェクトに込めた想いや今後の展望をまとめました。


何もない場所から生まれた「スポーツのまち」へのビジョン


美浜町の「スポーツまちづくり」は、町内にキャンパスを構える日本福祉大学との対話のなかで寄せられた「駅前の活性化」や「運動公園があったらいい」という声をきっかけに始まりました。2022年には「多様な人々が集い、活気あふれる輝くまちへ」というビジョンを策定。全ての人の健康増進、子どもたちの成長、若者の定住、そしてファンであふれる街の実現という4つの目標が掲げられました。
前田さんはこう語ります。「美浜町には際立った観光資源は多くありませんが、町内に大学があるという大きな強みがあります。そのメリットを活かし、町民や町外の方が集まるきっかけとなる場を大学とともにつくっていきたいという想いが、このスポーツまちづくりへとつながりました」。

オープニングイベントとして開催された、日本福祉大学と愛知工業大学によるラグビーデモンストレーションマッチ

【画像】オープニングイベントとして開催された、日本福祉大学と愛知工業大学によるラグビーデモンストレーションマッチ

産官学連携の強みを活かし、全国に誇れる「スポまち」へ


本プロジェクトの特徴は、2010年に締結された包括連携協定に基づく日本福祉大学との協力関係にあります。さらに観光協会、地元企業も一体となって産官学連携で推進しており、行政だけでは難しい収益化や発信力の強化にも大学の専門知識や民間のノウハウが活用されています。
こうした取り組みが高く評価され「スポまち!長官表彰2023」を受賞しました。「国に認められたという実績ができ、活動が進めやすくなりました。全国の自治体や議員の方々が視察に訪れるようになり、情報交換の輪も広がっています」と前田さんは手応えを語ります。

パラ陸上選手たちによる合宿の様子

【画像】パラ陸上選手たちによる合宿の様子

維持管理コストという課題を抱えつつ、段階的に整備


プロジェクトの核となる美浜町運動公園は、段階的に整備が進められています。2024年には陸上競技場と交流広場が先行オープン。陸上競技場は日本陸上競技連盟の「第三種公認」を取得しており、公式記録の認定が可能な高い水準を備えています。しかし、その水準を維持し続けるには多額の費用という課題も伴います。
「当初、競技用備品の整備だけで億単位の費用がかかっており、今後トラックの1レーンを修復するだけでも約1,000万円かかると言われています。そのため、将来を見据えた維持管理費の確保が重要になります」と前田さん。
こうした課題に直面しながらも、日本福祉大学の知見を活かし、パラ陸上のナショナルトレーニングセンター指定を目指すなど、独自性のある展開も進行中です。さらに2026年度にはスポーツ広場や遊具広場、健康広場、2028年度にはサッカーなどができる多目的広場や防災施設を順次整備し、全世代が楽しめる公園として完成させる計画です。

五輪メダリストやトップトレーナーも招き、町民がスポーツの魅力にふれられるイベント「みはまスポーツフェスティバル」の様子

【画像】五輪メダリストやトップトレーナーも招き、町民がスポーツの魅力にふれられるイベント「みはまスポーツフェスティバル」の様子

町内の機運醸成を経て、町外へとアプローチを広げる


陸上競技場の利用者は順調に増えており、2024年度(7~3月)には27,990名、2025年度(4~12月)には44,387名が利用しました。
「まずは町民の方々にスポーツまちづくりの意義を知ってもらい、理解していただいて、美浜町全体で来訪者への温かいおもてなしができる状態にすることを目指しています。そのため、これまでは町内向けの活動に注力してきました。今後は町外からの合宿誘致にも力を入れる方針です。その一環として、サッカー日本代表・ラグビー日本代表の専属シェフを務めた西芳照氏監修のもと、スポーツ合宿向けのメニューを地元旅館部と共同開発。町特産のフグや地元野菜を使った『美浜ふぐカレー』が完成しました」と前田さんは語ります。

美浜町職員の皆さん。右から2番目が、今回お話を伺った前田健二さん

【画像】美浜町職員の皆さん。右から2番目が、今回お話を伺った前田健二さん

町と大学と企業と、みんなでつくる美浜町の未来


美浜町は企業との連携も積極的に進めています。地元周辺企業が美浜町運動公園陸上競技場のネーミングライツを取得し、「UENO SPORTS VILLAGE MIHAMA」と命名された事例や、企業主催のサッカー大会・教室での施設活用の事例も生まれています。
「まずは美浜町の存在、そしてスポーツを軸にした私たちの挑戦を知っていただきたいです。業種を問わず、共感・応援してくださる企業の皆様とともに未来をつくっていけたらうれしいです。美浜町運動公園ホームページ(https://mihama-sportspark.aichi.jp/)やInstagram(https://www.instagram.com/mihama_sports_park/)でも情報を発信しておりますので、ぜひご覧ください。少しでも興味をもっていただけたら、ぜひ一度美浜町へお越しください」と、前田さんは企業や関係者へ向けた熱い想いを語ってくれました
スポーツがもつ「つなげる力」によって、美浜町がどのように輝きを増していくのか、今後、さらなる進展が期待されます。

語り手

愛知県知多郡美浜町教育部生涯学習課運動公園係

前田健二さん

自治体

愛知県 美浜町

動画

 
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